2025年7月2日

熱中症になららいための、3つのお約束!

 梅雨が明け、毎日暑い日が続いています。子どもたちは、水遊びを楽しんでいますが、気温が高すぎると、水遊びやプールでも熱中症の症状になる場合もあります。熱中症になってしまう原因は、体温調整がうまくできなくなってしまい、身体に熱がこもってしまうためです。子どもたちに分かりやすく、お話を交えて熱中症に気を付けることを伝えました。

 ゆうちゃんとけんちゃんは、仲良く遊んでいます。二人は、サッカーをして遊んでいます。ゆうちゃんは、少し遊ぶと、お茶を飲んで休憩をしています。けんちゃんはというと、ゆうちゃんが「少し、休んでお茶を飲もうよ。」と誘っても、お茶を飲まず、外で、ずっとサッカーをして遊んでいました。すると、だんだん気分が悪くなってしまったのです。

 ケンちゃんは、暑いことにも気にせず、休憩もしないで遊び続けていました。お茶も飲まずに遊び続けたけんちゃんは、だんだん気分が悪くなり「なんだかフラフラするよ~。気持ちが悪いよう。」と、とうとう倒れてしまいました。慌てたゆうちゃんがかけつけて看病します。でも、けんちゃんはまだ良くなりません。不安になり、先生を呼びました。先生は、「涼しいところで、衣服を緩め、水分をとって休む」ことを教えてくれました。けんちゃんは、少しずつ落ち着いてきました。

 レスキューマンの登場です!!レスキューマンから、熱中症にならないための、『レ』冷却・『ス』水分・『キュー』日陰で休むことの3つの大切なことを、教えてもらいました。子どもたちも、真剣にお話を聞いていました。

 お話を見ていた子どもたちに、感想をきいてみました。熱中症にならないために、気を付けることを聞きくと、「お茶を飲む。」「陰で休む。」など、お話で知らせたことを発表してくれました。

 こども園では、水遊びの時には、テントの下にミスト設置したり、お部屋では扇風機やエアコンを使用し適温で過ごしやすいようにしています。また、年齢の高い子どもたちだけでなく、自分から要求することが難しい年齢の低い子どもたちにも活動の内容や間隔を見ながら、十分な水分補給ができるよう健康管理に気をつけています。まだまだ、暑い日も続きます。レ・ス・キューの3つの約束を守って、夏を元気に乗り切りましょう。