2025年8月12日
♬音楽会をみんなで楽しみました💓

8月12日(火)やまて認定こども園の遊戯室が音楽ホールと変わり、素敵な音楽会を開きました。昨年度も来ていただいた、森野美咲さん、木口雄人さん、赤木空都さん(卒園生)をお招きして開催しました。ソプラノ歌手の森野美咲さんは、岡山市出身でウィーンに在住されています。木口雄人さんは、ピアニストであり、数々のコンクールで優勝をされ、森野さんと同じく、今は、ウィーンに在住されています。



1部は、赤木空都さんのピアノ演奏です。6年生になり、ますますお兄さんらしくなりました。弾いてくださった曲は、『子犬のワルツ』と『大きな古時計』です。『子犬のワルツ』は、子犬が走り回るような軽快な曲です。『大きな古時計』はしっとりと心に響きます。空都さんのピアノの音色は、とてもやさしく心が癒されました。皆さんから、たくさんの拍手が起こりました。



2部は、ソプラノ歌手森野美咲さん、ピアニストの木口雄人さんの歌とピアノの演奏を楽しみました。椿姫の『乾杯』から始まり、遊戯室いっぱいに広がる美しい歌声と木口さんのピアノの音色にみんなが魅了されました。子どものころから、本物の歌声、きれいな音色を聴くことって大切なんだなぁと感じた瞬間でした。



子どもたちの好きな歌もたくさん組み込まれていて、聴くだけでなく歌を一緒に歌ったり、体を動かしながら音楽を感じて楽しい時間を共有しました。『しあわせならてをたたこう』では、手や足を鳴らすだけでなく、お尻を振ったり、ウィンクしたりいろいろなしぐさを取り入れ盛り上がりました。ウィンクは、子どもたちも、顔を傾げながら、目をつぶったりする姿がかわいらしく、ほっこりさせられます。体を使っての発声練習も一緒にしてくれました。発声練習をすると、声も高く出ることを知り、また、きれいな声で歌おうとする子どもが多かったです。『バスに乗って』の曲で、ウィーンまでのドライブも楽しいものでした。



アンコールでは、木口さん、空都さんと一緒に『大きな古時計』を弾いてくださり、みんなで歌いました。しっとりとした曲ですが、みんなで素敵な気持ちになりました。



昨年、リクエストした『チューリップ』の歌のお礼にみかん組さんはお礼の手紙を書きました。めろん組さんは、園を代表して花束のお礼をしました。



素敵な歌声とピアノの演奏をきかせてくださった、森野さん、木口さん、空都さんに質問をしました。森野さんに「歌をうまく歌うには、どうしたらいいですか?」と質問すると、「体を使った発声練習をすることで、きれいな声が出るようになります。」と今日の音楽会を振り返って答えてくださいました。
木口さんには、「どうしたら、ピアノが上手に弾くことができますか?」と質問すると、「練習は、大変だけど楽しんで弾くことが大切です。」と教えてくださいました。そして、空都さんには、「好きな曲はなんですか?」と質問すると、「(ショパン)のノクターンです。」と教えてくれました。子どもたちも、ソプラノ歌手、ピアニスト、そして子どもたちの先輩の空都さんの姿を見てあこがれの気持ちを持ったことと思います。
今日は、クラシックやオペラ、童謡など多様な音楽に触れることができ、子どもたちも、職員、見に来てくださった保護者の方も心が癒され、豊かになりました。これからも、きれいな音楽に触れ、子どもたちがますます音楽を好きになってほしいと思います。