総社消防署へ社会見学に行ってきました🚒めろん組🍈

 今日は待ちに待った社会見学の日❤大型バスに乗り込んで、消防署へ向かって出発です!五重塔にきびじつるの里、バスの窓から見える景色に子どもたちは大喜びです。

 総社消防署では、消防士の片山さんと永井さんが出迎えてくれました。「よろしくお願いします!」皆で元気に挨拶をしました。

 まず、ロッカーを見せてもらいまいした。総社消防署には120人の職員がいて、全員の防火服を収納するために回転式のロッカーになっているそうです。服とボンベを合わせると約17㎏になるそうで、「消防士はめろん組の皆を担いで火事の現場に行っているんだよ。」と教えてもらうと、子どもたちからは驚きの声が上がりました。

 消防士さんの仕事は『救急、消火活動、救助』があり、1日中仕事をしていて夜は仮眠室で体を休めるそうです。すぐに出動できるように服のまま寝て、パジャマは着ないことも教えてもらいました。

 食堂では大きなお鍋でごはんを作ります。一日にごはんを夜3升、朝2升炊いて15、6人で食べるそうです。みんなを助ける為に、ご飯を沢山食べて強い体をつくることも、お仕事の一つと教えてもらいました。毎週日曜日には美味しいカレーを作って食べるそうです。お店にも売っているので、皆さん総社消防署カレーを食べてみてくださいね🍛✨

 人を助ける為には強い力が必要なので、消防士さんは毎日トレーニングが欠かせません。インターン生が懸垂を軽々と20回する姿を見て、子どもたちは驚いていました。カッコイイ💕

 煙体験もさせていただきました。火事では煙を吸ってしまうことが1番危険なことなので、上に上がる煙や熱を避けるために体を低くすることや、なるべく煙を吸わないように鼻や口をハンカチなどで覆うことなどの、自分の身を守る為に必要なことを教えてもらいました。

 煙が充満した場所では、人の姿が見えなくなります。消防士さんは熱画像探知機を使って人命救助にあたっています。子どもたちも実際に見せてもらいました。モニターを通して人の姿がはっきり見えると、その性能にビックリしていました。

 ポンプ車・タンク車・救助工作車・はしご車と、消防車には色々な種類がありました。中でも最新の救助工作車は、車に閉じ込められた人などを助ける為に、何でも切断できる最新の機械も装備されているそうです。

 消防車のサイレンの音の違いも教えてもらいました。「ウ―カンカン」は火事、「ウーウー」は救助に向かっている合図だそうです。皆さん知っていましたか?

 ミニ消防車の『しょうたくん』に乗せてもらったり、防火服や救急服も着せてもらいました。これには子どもたちも大喜び♪記念にはしご消防車の前で写真撮影もしました。この子どもたちの中には未来の消防士さんがいるかもしれないと思うと、頼もしい限りです✨

 今回の消防署の社会見学で、消防士さんの仕事にふれ、火事や救助についての話を聞くことができました。子どもたちは、真剣に話を聞いていて、消防士さんの仕事の大切さや大変さも知ることができたようです。忙しい業務の中、貴重な体験や沢山の学びをさせていただき、本当にありがとうございました。